2015年8月25日火曜日

あなたへの言葉


「いらっしゃいませ」
コンビニへ入るとこの声がかけられます。
「いらっしゃいませ。こんにちは~(独特のイントネーション)」もあれば「おはようございます」というのもあります。が、店員さんは作業をしたまま、商品の方を向いておられる。つまり、私の方を向いて挨拶をされている訳ではないのです。そして、私も挨拶しない。
 
夏休みの終わりの日曜日、愛媛県松山市の「トライアスロン中島大会」に出場しました。スイム1.5㎞、自転車40㎞を終えた後の10㎞マラソンは本当に辛かったのですが、沿道からの大きく温かい声援がずいぶんと元気をくれました。「頑張れー」だけでなく、「524番、頑張れー」や(名簿を片手に)「若狭さん、頑張ってー」という声援もありました。これは本当に元気が出ました。まさに今「私を応援してくれている」実感です。

4月の朝、正門から集団で入ってくる子どもたちへ「おはよう」と声をかけたところ、ほとんど返事がありませんでした。別の日の朝、ローカで出会った集団に挨拶しても返事は少なかったです。でも、一人ひとりに対して、(目線を合わせるよう少ししゃがんで)目を見ながら「おはよう」と言ったら、ほぼ全員が「おはよう」と返してくれたことを思い出しました。

空中へ放たれ、子どもたちの頭の上を通過していく「おはよう」ではなく、沿道の声援のような、「あなたへの言葉」の「おはよう」を心がけたいと思いました。